【超簡単!】ガンプラ初心者でもウェザリングマスターで汚し加工する方法
超簡単!ガンプラ初心者が
初のウェザリング(汚し)加工に挑戦してみた!
どうもガンプラ大好きバーニング吉武です。
今回はタイトルの通り、前回ご紹介した『HGグリモアレッドベレー』を
『ウェザリング(汚し)加工』
してみたので、ご紹介いたします。
私自身、子供の頃からプラモデルを製作していた時、あえて汚すウェザリングのテクニックはプロの人がやるものだと思っておりました。そのため
- とても難しそう。
- 失敗したらガンプラがダメになりそう
と非常にハードルが高いテクニックだと思っておりました。
しかし、実際ちゃんと調べて実行したところ、思った以上に簡単にウェザリング作業を実施することができました。
また作業の工程次第では、全然修正やリカバリーをすることが可能です。
私自身、今回が初挑戦でしたが、
- 低価格
- 作業も簡単
- かっこいい仕上がり
と三拍子揃って行うことができました。
ぜひ参考になれば幸いです。
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イントロダクション|ウェザリングの基本
まずは先に今回のビフォーアフターのご紹介です。
使用する『HGグリモアレッドベレー』をウェザリング加工してみた状態がこちらになります。
今回は素組立ての状態からウェザリングを実施する工程とポイントをご紹介いたします。
使用したガンプラ|グリモアレッドベレー
- 登場作品:ガンダムビルドダイバーズ
- パイロット:ロンメル
- 定価:1944円(私は1500円くらいで購入)
- 製作難易度:かんたん
- 製作時間:素組みで2時間
- スミ入れ時間:1時間
- 個人的満足度:★★★★★(もうこのデザインたまらないです!!)
アニメ『ガンダムビルドダイバーズ』に登場する知将『ロンメル』が操縦する『グリモアレッドベレー』を使用しております。
アーミー感があり、ガンダム系というよりボトムスっぽいデザインがたまらなくかっこいいです。
そもそも『ウェザリング』って何??
ガンプラの表面に
あえて汚れや傷などの加工を加えることで、実際に使い込まれた質感を表現するテクニック
になります。
ウェザリングとはもともと英語で『weather:天候』が語源になっており、雨や風、砂けむりや金属が自然に錆びていく状態を表現しております。
実際にガンプラにウェザリングを施す場合、マーカーやエナメル塗料や専用の道具を使用します。
では、今回実際にウェザリングに使用した道具をご紹介いたします。
今回の作業で使ったガンプラとウェザリング道具
- HGグリモアレッドベレー:1500円
- ガンダムマーカースミ入れペン黒色:180円
- トップコートつや消し:400円
- リアルタッチマーカーブラウン:180円
- リアルタッチマーカーグリーン:180円
- タミヤウェザリングマスター:480円
- 綿棒(家庭用)
今回の作業で実際に使った道具は上記になります。
簡単なキットは価格1000円程度で揃えられる
概ねガンプラ以外にかかった費用は1700円程度になります。
(ガンプラも含めると合計で3200円くらい)
これらの道具は、1回限りではなく今後も当分は使用することができます。
最低限は以下の道具で充分!
- ガンダムマーカースミ入れペン黒色:180円
- トップコートつや消し:400円
- タミヤウェザリングマスター:480円
でいいと思います。
私自身、今回ウェザリングに初挑戦でしたので、ガンダムマーカーリアルタッチマーカーも使用してみました。
ウェザリングの前準備|ガンプラを素組みする
『素組み』に関しては前回の記事をご覧くださいませ。
ウェザリングの前準備|スミ入れを実施
ウェザリングを実行する前に、『ガンダムマーカー』でスミ入れはしておきましょう。
スミ入れを実行することで、影や立体感が生まれ、非常にかっこいい仕上がりになります。
詳細な方法は以下の記事をご覧ください。
ウェザリングの前準備|トップコートでつや消しをするか否か?
このブログでも度々紹介してきましたが、『トップコートつや消し』を吹きかけることで
- ガンプラ表面のツヤを調整することができる
- 表面保護になる
のふたつの効果があります。
『ウェザリング前にトップコート』にはメリット・デメリット両方の可能性があります。
ウェザリング前にトップコートを吹くメリット
ウェザリングをする前に、『トップコートつや消し』を吹いておくことで
ウェザリングが定着しやすくなる
効果があります。
ウェザリング前にトップコートを吹くデメリット
事前にトップコートを吹きかけてしまうデメリットは
『ウェザリングを完全に落とせなくなる』
ここがガンプラ初心者にとって最大のデメリットになります。
下地に『コート剤』が吹きかけてあるため、誤ってウェザリングした部分を消そうとしても完全に消すことが非常に困難になります。
初心者のうちはトップコートなしでウェザリングがおすすめかも?
とりあえず実験でウェザリングしてみようと思う場合は、特に余ったガンプラで実験をしてみることをおすすめします。
またトップコートなしですぐに塗料を落とせるようにトップコートを使わない方がいいかもしれません。
ウェザリングを実施する
というわけでようやくウェザリングを実行していきます。
今回は
- ガンダムマーカーリアルタッチマーカー
- タミヤのウェザリングマスター
両方でウェザリングを行ってみましたので、それぞれご紹介していきます。
ガンダムリアルタッチマーカーでウェザリングをする方法
というわけでまずは、ガンダムマーカーから出ている『リアルタッチマーカー』を使用してウェザリングを実行してみます。
具体的な作業としては
- リアルタッチマーカー:ブラウンで汚す
- リアルタッチマーカー仕上げようでいい感じに滲ませる。
の2つの手順で実行していきます。
①リアルタッチマーカーでパーツを塗装
土埃がつきそうな箇所や雨しずくが垂れそうなポイントを中心に『リアルタッチマーカー』で大雑把に書き込んでいきます。
溝や影になりそうな場所、汚れそうな場所を塗装していきます。
②仕上げようでいい感じに滲ませる
次はリアルタッチマーカーで先のブラウンを滲ませてウェザリングを広げていきます。
重力従うようにペンを動かす
仕上げ用のペンを使う場合は、重力に従うように上から下へペンを動かすといいです。
泥や雨などは通常、下に垂れていくもの。
その表現に近づけるためには、ペンの動きもより自然に近づける必要があります。
③肉眼と写真で矛盾点を探そう
ざっくりした工程はこんな感じになります。
しかし、上の写真のように肉眼で見たり、写真を撮影してみたりすると、自分が行ったウェザリングなどにも矛盾点や改善点が見つかります。
作業中は夢中になって、自分が何をしているのかわかりにくくなってしまいますので、一度手を止めて全体を俯瞰して客観的に見ることで、さらなる改善点が見えてきます。
仕上げペンは前使った色が残ってますので、ティッシュなどでふき取ってから使用しましょう。
脚部のウェザリング
脚部も同様に『リアルタッチマーカー』で塗装をしていきます。
仕上げペンでいい感じに滲ませます。
両足の違い
写真左がウェザリング実施、右が何もしていない状態です。
ウェザリングした脚部
無塗装
雰囲気がだいぶ違いますよね。
今回がウェザリング初挑戦でしたが、実際にやっていく過程でその作業の感覚も徐々につかめてきました。
ウェザリングを行う上で最も参考になるのは現実の車両や工具などの汚れです。
これぞ自然のウェザリングになりますので、普段から観察しておくとよりよりガンプラ作りに役に立ちます。
タミヤのウェザリングマスターを使う
先のリアルタッチマーカーでウェザリングした上にさらに『タミヤウェザリングマスター』を使ってみます。
正直、どちらかでウェザリングしてもいいのですが、今回はいろいろ試してみたかったので、両方使って見ました。
タミヤのウェザリングマスターの方が簡単にできた
付属のペンを使って、パステル粉をつけて、汚したい場所に擦り付けていきます。
正直、これ非常に簡単に作業できます。
好きな色のパステルを付属の筆ペンにつけて擦り付けるだけでできました。
個人的には『タミヤウェザリングマスター』の方が使いやすかったです。
胴体をウェザリングしてみた
リアルタッチマーカーで塗装
仕上げペンでぼかし
タミヤのウェザリングマスターで全体を汚す
個人的にこの3工程が一番しっくりきました。
- リアルタッチマーカーでしっかり汚したいところをウェザリングする。
- ぼかしていい感じに滲ませる
- ウェザリングマスターで全体のバランスを整える
中途半端の綺麗なパーツを残さないこと
ウェザリングをしていると、途中で後戻りができなくなってしまいます笑
一部のパーツだけ、綺麗なままの状態では、一見した時に明らかに違和感と矛盾を感じます。
冒頭でもご紹介しましたが、ウェザリングとはもともと自然の風雨や劣化、戦いによる傷跡を表現したもの。
各部のパーツを全体的に見た時に、矛盾や違和感をなくすように作業を実施する必要があります。
ウェザリングする以上徹底的にやりましょう!!
完成!ウェザリングしたグリモアレッドベレー!!
というわけで作業完了したのがこちらになります。
いやはや自画自賛ですが、超かっこいいです。
非常にハードルが高いと思っていたウェザリングですが、自分にも思った以上に簡単にできたという達成感がありますね。
これは非常に面白い!!
というわけで他のアングルも見ていきましょう!
バストアップ
ライフルを構える
どの角度から見てもたまらない魅力がありますね。
脚部のウェザリング
脚部もウェザリングマスターで全体的に汚してみました。
シールド&ダガー
ダガーにも泥汚れを再現!
背面&バックパック
このバックパックは汚しがいがありますね〜!
まとめ|作業時間は『約2時間』ほどかかりました。
ウェザリングの作業は約2時間ほどかかりました。
全行程を振り返って見ると
- 素組み立て:2時間
- スミ入れ・トップコート:1時間
- ウェザリング:2時間
の合計5時間ほどかかりました。
これはHGと1/144スケールの小型のガンプラでしたが、これがMG1/100スケールのガンプラだと思うとぞっとしますね笑
ガンプラ初心者はHGやBB戦士あたりから始めることがおすすめです。
【簡単フィニッシュ】スミ入れ+トップコート
『ガンダムマーカー』によるスミ入れと『つや消しトップコート』の『簡単フィニッシュ』で仕上げてみました。
完成度は本当に素晴らしすぎて感動してます。