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ガンプラを作成する上で、非常に様々なテクニックがあります。
その中でも『スミ入れ』は最も取り組みやすく、非常に効果性が高いテクニックになります。
今回は『ガンダムマーカー』で『スミ入れ』する方法をご紹介していきます。
そもそも『スミ入れ』とは??

写真左:スミ入れなし、右:スミ入れあり スミ入れの有無でガンプラの印象は大きく変わる
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パーツの溝や凹み、モールドなどに『ガンダムマーカー』で『線を書き込み』、『影』を表現することを『スミ入れ』と呼びます。
スミ入れを実行することで『影』や『立体感』を演出することができます。
これはパーツよりも『暗い色=暗色』を加えることで、パーツにメリハリや立体感が生まれます。
スミ入れをするとガンプラはこうなる!
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サザビーに墨入れをしてみました。
赤い色に黒色の墨入れカラーは非常に相性がいいです。
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スミ入れペンには4種類のタイプと3種類の色がある
スミ入れペンには以下の4種類あります。
- 極細ペン
- 流し込みペン
- シャープペンタイプ
- 筆ペンタイプ
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スミ入れペンには上記のように様々な種類があります。
それぞれ使い方にメリット・デメリットありますが、もっとも使いやすいのが『極細ペン』タイプのガンダムマーカーになります。
ガンプラ初心者でどれを購入していいか迷っている場合は、『極細ペン』タイプから購入してみましょう。
ガンダムマーカー極細ペン|黒・グレー・茶色全色揃えておきましょう!
スミ入れペンの色の違い
墨入れペンの色
- 黒:濃い色のパーツにおすすめ
- グレー:白いパーツにおすすめ
- ブラウン:赤や黄色のパーツにおすすめ
私がガンダムの顔パーツを塗る場合

特にガンダムの口元へのスミ入れは効果が抜群!
口元のモールドははっきり目立たせたいので、『黒色』で他の部分は柔らかな影にしたいので『グレー』でスミ入れをしました。
同じ色のパーツでも『ペンの色を変える』など工夫をしております。
それぞれのパーツに合った色はありますが、あまりそれに縛られすぎずに塗ることもおすすめです。
ランナーに試し塗りをしてみよう!
スミ入れペンを購入したばかりだと『黒色』と言われてもどんな感じで色が出るのかわからないと思います。
そこでパーツのランナーに実際にガンダムマーカーで試し書きをしてみることで、どの色のパーツにはどの色のマーカーがよいか感じが試してみやすくなります。
スミ入れはどこまでやればいいの?

説明書の完成写真を見本にしましょう!
初めてスミ入れをするときに迷うのが、どこの溝やモールドにスミ入れをしていいのか?
ということ。
そこで参考になるのは、そのガンプラの説明書や箱に掲載されている『完成写真』です。
初めは『写真』を見本にどこにスミ入れをしていいか確認しながら作業をするとよいでしょう。
もちろんガンプラ作りに正解などありませんので、どこまでスミ入れをしてもしなくても本人の自由です。
スミ入れをするタイミングは?
一番おすすめが、ガンプラを制作している合間合間で必要に応じて『スミ入れ』をすることがおすすめです。
というのも、パーツを組み立ててしまった後にスミ入れをする場合、パーツが奥に入り込んでしまう場合もあるので、その都度スミ入れをしていくことがおすすめです。
塗装した後にスミ入れをすると、ティッシュで消せなかったり、消し込みで消えなくなります。
ガンダムマーカー|スミ入れ極細ペンの使い方

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まずは一番オーソドックスな『極細ペンタイプ』の使い方をご紹介いたします。
極細ペンタイプは『油性インク』のため、はっきり濃く線を書くことができます。
パーツの溝をなぞって書き込もう!

ガンプラのパーツの多くにモールドと呼ばれる溝がある。
溝に沿ってガンダムマーカーで塗装をしていきましょう。
もしスミ入れを失敗しても修正可能!

乾く前ならティッシュで拭き取れる
失敗してはみ出してしまうこともあると思います。
しかし、心配ご無用!
塗装直後であれば、ティッシュで拭き取ることができます。
また消しゴムを使えば、完全に消すことができます。
小さい消しゴムを用意しよう

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ガンダムマーカー塗装用に、消しゴムを小さく切って用意しておくととても便利です。
パーツの角もスミ入れをしよう!

溝だけでなく、角にもスミ入れをしましょう。
パーツの溝にスミ入れをするだけでなく、パーツの角にスミ入れをすることもおすすめです。
角にそってペンを動かそう

角に向かって45度程度ペンを傾けて、スライドさせるように書いて行きましょう。
力の入れ方を誤ったり、弱すぎるとペンがずれて誤ったところにペンが行ってしまいます。
角に暗色のペンで線を入れることで、『立体感』が生まれます。
ガンダムマーカー|流し込みペンタイプの使い方

『流し込みタイプ』のペンの場合はその名の通り、書き込みをするわけではありません。
ペンの先を溝に当てることでインクが溝に流れ込んで行くタイプのスミ入れ方法になります。
これは『毛細血管現象』という物理法則を利用しております。
一回で全ての溝にスミ入れできるわけではない!
パーツの溝にペン先を当てるだけで、スミ入れができますが、1回の作業で全ての溝にスミ入れができるわけではありません。
うまく流れない場合はその反対側の溝から再度ペンを当てて、スミ入れを実行していきましょう。
合わせ目に流れないよう注意
流し込みペンタイプは特性上、パーツとパーツの合わせ目にも、塗料が流れ込んでしまいやすいです。
もし誤って合わせ目まで塗装してしまった場合は、パーツを分解してティッシュや消しゴムなどで丁寧に拭き取りましょう。
意図しない合わせ目にスミ入れしてしまうと悪目立ちしてかっこ悪いです!
流し込みペンは塗装後には使用不可
流し込みペンタイプはその特性上、『塗装後にスミ入れ』をすることに不向きです。
インクが下地の塗装を溶かしてしまいますし、溝も塗装によりスムーズに流れることはありません。
そのため、塗装後は先に紹介した『極細ペン』のガンダムマーカーを使用しましょう。
ガンダムマーカー|筆ペンタイプの特徴と使い方

筆ペンタイプのガンダムマーカーの特徴は『筆のような太いペン先』が特徴です。
使い方は『拭き取ることを前提』としている

筆ペンタイプは細かい部分を一気に塗るときに便利
筆ペンタイプの使い方は、はみ出すことを前提で一気にスミ入れ部分を塗ってしまいます。
塗った後に、ティッシュや綿棒で余計な部分を拭き取ります。
ざっくり塗って一気に拭き取る感じですね。
筆ペンタイプのマーカーは黒とグレーの2色ある
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筆ペンタイプのガンダムマーカーには黒とグレーの2色があります。
ガンダムマーカー|シャープペンタイプの特徴と使い方

『シャープペンタイプ』のスミ入れペンは先の『極細ペン』と同じ使い方になります。
芯の太さは『0.3mm』とかなり細くなっているため、かなり細かい溝まで塗りやすくなっております。
他のマーカーよりも色が薄いため、なんども重ね塗りすることで独特の影の表現ができます。
まとめ

ガンダムマーカーにはたくさんの種類があり、ガンダムの成型色に合わせて色がある。
というわけで今回はガンダムマーカーのスミ入れ方法をご紹介させていただきました。
冒頭でも述べましたが、ガンダムマーカーによるスミ入れは初心者でも非常に取り組みやすく、またガンプラをかっこよくする上でもっとも費用対効果が素晴らしいテクニックになります。
ガンプラ初心者でも積極的に活用をしていきましょう!
他にもガンダムマーカーには塗装用マーカーもあります。
こちらも効果的に使うことで非常にガンプラの仕上がりがよくなりますのでぜひ参考にしてみてください。
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