シュウ・シラカワとグランゾン・ネオグランゾンを解説
今回はスパロボOGに登場する「シュウ・シラカワ」と、その搭乗機体である「グランゾン」、そして「ネオグランゾン」の紹介をしていくよ。
シュウはまさに孤高で闇の貴公子って感じだよ。
今回はまず簡単にグランゾンとネオグランゾンの紹介をした後、「シュウ・シラカワ」をOGのエピソードベースで紹介していくよ。
OG外伝で急にラスボスになったりと、謎に満ちた立ち回りをするシュウ・シラカワの行動の真意が少しでもわかるように紹介していくね。
グランゾンの全武装の紹介など気になる項目があれば、概要欄の目次なども活用してね。
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グランゾン
- 全長:27.3m
- 重量:42.8t。
シュウが搭乗する対異星人戦闘用アーマードモジュール。
動力源は対消滅エンジンで、装甲は素粒子段階で強化された超抗カチタニウム。
機動力よりも火力、装甲及び防御力を重視した機体であり、その攻撃力は凄まじいものがあるんだ。
単騎で世界を壊滅させるポテンシャル
設計者の1人、「エリック・ワン」は「もしパイロットが人知を超えた能力を持っていれば、グランゾンは1日で全世界の戦力を壊滅させることも可能だろう」と語っている。
また、シュウが組み込んだ「カバラ・プログラム」により、アストラル・エネルギーをも使用できると言われている。
恐るべきブラックホール兵器
グランワームソードの大剣、グラビトロンカノンのマップ兵器。
ブラックホールクラスターなどの重力兵器が有名だよね。
ネオグランゾン
- 全長:35.8m
- 重量:65.2t。
グランゾンが秘められた力を解放し、変貌を遂げた姿。
地底世界ラ・ギアスの練金学と、その世界に在する古代の邪神「ヴォルクルス」の力によって、凄絶な恐怖の化身となっているんだ。
バリオン創出へイロウ
この背中の光輪がかっこいいよな。
この背部の光輪は「バリオン創出へイロウ」と呼ばれているよ。
か、かっこよすぎる。
グランゾンには数々のブラックボックスが存在していているけど、中でも設計者達が口を揃えて、「不可解」と称したのが、機体各所に設けられた「リドル」。
それはシュウが、半ば独断に近い形で導入したものだったんだ。
サイズに多少のばらつきはあるが、おおむね掌に収まる程度の大きさであり、重量的にも問題はなかったが、全てネットワークに組み込まれ、シュウ以外にそのシステムを把握している者はいなかった。
そのネットワークは、シュウの組み込んだプログラム「カバラ」によって管理されており、
通常の稼働時には多少の出力増強や、特定武器の強化程度にしか使われていないと思われていた。
シュウ自身はそのネットワーク・システムを「マハーカーラ」と呼んでおり、これでグランゾンからネオグランゾンにパワーアップできるんだ。
シュウ曰く、「ブラックホールを操る機体に相応しい名前だと思いませんか」、と周囲の人々を煙に巻いていたという。
恐ろしすぎる・・・!
「マハーカーラ」とはヒンドゥー神話に登場する破壊神シヴァの別名であり、その意味は「大きな黒」だよ。
ブラックホールの黒を象徴するかのような名前だな。
ネオグランゾンと言えば、「ブラックホールクラスター」の火力をさらに凌駕する最強の「縮退砲」。
「縮退砲」って、この3文字に凝縮されたネーミングセンスは凄いよな。
その絶大な攻撃力は、まさにシュウが自称した破壊神シヴァを彷彿とさせるものであるんだ。
ここからは「シュウ・シラカワ」の紹介をOGシリーズでのエピソードを交えて紹介していくよ。
シュウ・シラカワ博士
若くして十指に及ぶ博士号を持つ天才科学者だよ。
影のあるクールな二枚目で沈着冷静、さらに途方もない自信家。
他人に利用されることを極度に嫌い、また自分を利用した者を決して許さないんだ。
孤高の存在で、誰よりも自由を求めていそうだな。
シュウにまつわる南極事件
シュウの母である「白河美咲」は地球出身の日本人、地底世界ラ・ギアスの主要国家神聖ラングラン王国の大公「カイオン」の家に生まれた大公子なんだ。
シュウって地上人とラ・ギアス王家のハーフだった。
「白河愁」という日本人名は母から贈られたプライベートネーム。
本名は「クリストフ・グラン・マクソード」だよ。
名前からしてかっこいい。
王位継承者の一人だったけど、幼少期に起きたある事件がもとで破壊神「サーヴァ・ヴォルクルス」と契約してしまうんだ。
シュウ自身の意思でヴォルクルスと契約したわけではないんだな。
その信徒となってしまったことはラ・ギアスでは大罪行為でありシュウは、「背教者クリストフ」と呼ばれるように。
さらに胸に深々と残る傷痕と女性に対する不信感は、そのときの名残といえるんだ。
悲しすぎる過去。
ヴォルクルスとの契約後のシュウは、自身の精神が序々にヴォルクルスに支配されつつある状態であり、いつしか「羈絏」に対する自覚を深めたシュウは自分の自由意志がいつなくなるのか恐れ続けていたんだ。
邪悪な要素があるのは、「ヴォルクルス」の影響もありそう。
OGシリーズでは南極事件をきっかけに、グランゾンで登場。
EOTI機関のビアン・ゾルダーク博士の下でグランゾンの基本設計、
特殊装備を担当し、自らテストパイロットも兼ねていたんだ。
OG外伝では唐突なラスボスに
OG外伝の最終盤、ダークブレイン戦の直前で仲間になり、最終話でラスボスとして立ち塞がるよ。
それなりの強さのラスボスのはずなんだけど、その前のダークブレインが厄介すぎたおかげでかなり弱く感じるネオグランゾン。
でもここでネオグランゾンが弱かったのは、マサキたちに意図的に倒されたかったとも言われているよ。
信徒となって以降、シュウの精神が徐々に「ヴォルクルス」に侵食・支配されつつあることも自覚していた。
やがて「意図的にマサキや鋼龍戦隊と敵対し、自分を討たせることでヴォルクルスの精神支配から解放してもらう」
という破滅的行動に移り、全力の死闘の果てに死亡。
OG外伝ではラスボス
しかし、第2次OGで再び復活するよ。
OG外伝ダークプリズン「シュウの章」
舞台は地球内部の異なる位相空間にある地底世界「ラ・ギアス」。
シュウ・シラカワは破壊神ヴォルクルスを信仰する、ヴォルクルス教団大司教の一人、ルオゾールの手によって甦ったんだ。
ルオゾールの蘇生術が完全ではなかったため、蘇生時に記憶の一部を失ってしまう。
でもこれが幸いし、ヴォルクルスとの契約に関する部分も失われたため、結果的に「ヴォルクルスの羈絏」から逃れることができたよ。
そして徐々に記憶を取り戻し、最後にはルオゾールを追い落として、復讐のために自ら復活させたヴォルクルスと対決することに。
再度洗礼を授けようと迫る「ヴォルクルス」の思念
さっきも言ったようにルオゾールの蘇生術が完全ではなかったため、蘇生時に記憶の一部を失っていた。
そしてこれが幸いし、ヴォルクルスとの契約に関する部分も失われたため、結果的に「ヴォルクルスの羈絏」から逃れることができたよ。
シュウの真の目的は自分を呪縛していたヴォルクルスを倒し、自由を得ることだったんだ。
これでシュウの求める自由が手に入ったってわけ。
OGダークプリズンのラスト
ダークプリズンのラストではシュウがお礼を言う感動的な場面がありますよ。
特異点崩壊
これで「ネオグランゾン」の力をシュウ自身のそれからアルテウルと地球圏を狙う異星人、ゲストの司令官
ティニクェット・ゼゼーナンの陰謀を暴くため、宇宙へ上がる一行。
シュウの招きによりゲストとガイアセイバーズ、マサキ達魔装機神操者が一堂に会する。
これが「特異点崩壊」だね。
ここだけでもちょっと長くなるから省略するけど、気になる人はこの動画を見てね。
南極事件で突飛に見えた行動も、ここで明らかになる。
グランゾンのブラックボックスに仕掛けられた「剥き出しの特異点」を崩壊させて、ゼゼーナンの野望を挫くんだ。
ウィンキースパロボでも胸がスッとする名場面。
マサキからは常に敵対視されるような関係だったけど、この辺りから徐々に関係もよくなっていく感じだね。
シュウ自身の事情や背景を知ると、決して悪とは言い切れないもんな。
シュウ自身、冷血な男と思われがちだけど、南極事件でアルバータの恋人の命を奪ってしまったことを第44話「特異点崩壊」でスポット参戦後、ゲストとの最終決戦直前に合流して、そこからは最後まで味方として戦ってくれるよ。
OGムーンデュエラーズでついに本当の味方に
第2次OGの時点でもネオグランゾンになれるムーンデュエラーズでは、シュウとマサキの関係はさらに改善。
しかもここからは気力130以上でネオグランゾンにチェンジして味方として使うことができるんだ。