ガンダムマーカーエアブラシ レビュー!ガンプラをメタリック塗装してみた
ついに禁断の果実である
ガンダムマーカーエアブラシ
に手を出してしまいました。
エアブラシは興味あるけど、塗装ブースなどの設置やコンプレッサーの導入、費用などを考えるとためらってしまう!
そんな方はいらっしゃいませんか?
本格的なエアブラシの導入はそれなりに覚悟がいりますよね。
なかなか手を出しづらいところですが、価格3000円程度で購入できる『ガンダムマーカーエアブラシ』はその入門的な立ち位置と言えるでしょう。
この記事では実際にガンダムマーカーエアブラシを使ったメリット・デメリットをわかりやすく紹介していきます。
【41%OFF】サージェントヴェルデバスターガンダムDX
【26%OFF】HGUC RX78-2ガンダム
【22%OFF】MG Zガンダム Ver.Ka
【19%OFF】トップコート(つやけし)
【13%OFF】トルネードガンダム
【10%OFF】EG νガンダム(超オススメ!)
【¥5,200】FULL MECHANICSエアリアル
【¥384,800】解体匠機 サザビー
ガンダムマーカーエアブラシを使ってガンプラをメタリック塗装してみた
というわけで早速、ガンダムマーカーエアブラシを使ってみました。
使ったガンプラは最もオーソドックスなガンプラ『HGUC RX78-2ガンダム』になりますが、こいつをメタリック塗装してみました。
詳しい作業工程は後ほどいたしますが、『ガンダムマーカーエアブラシ』はエアブラシを触ったこともない私が説明書を適当に読んで適当に吹き付けただけでこんな塗装ができてしまいました。
正直失敗点もありますので、それも含めて紹介していきます。
ガンダムマーカーエアブラシとは?
その名の通り、ガンダムマーカーを専用のエアブラシに装着し、エアを吹き付けることでガンプラを塗装できる機材になります。
正直、ガンダムマーカーのペン先にエアを吹き付けるだけで塗装できるなんて思ってもみませんでした。
ガンダムマーカーエアブラシ 製品概要
- 製品名:ガンダムマーカーエアブラシシステム
- 定価:3672円(税込)
- 購入価格:2937円(ジョーシンで購入)
- Amazon価格:3700円
- Amazonレビュー:★3.5(レビュー数30件)
『ガンダムマーカーエアブラシ』の付属品
- エアブラシ本体
- エアー調整バルブ
- エアーホース
- Mrエアースーパー190
- 専用替え芯 3本
ガンダムマーカーは付属しておりませんので、別途購入する必要があります。
おすすめは『隠蔽力』の強い『メタリックカラーのガンダムマーカー』あたりがおすすめです。
ガンダムマーカーエアブラシのメリット
- 価格が安い
- 通常のペン塗装より断然綺麗に塗れる
- マーカーと替え芯だけで手軽に塗装できる
- 掃除の手間がないので準備と片付けが楽
- コンプレッサーに接続可能
ざっくり箇条書きにするとこんな感じです。
エアブラシはとても綺麗に塗装できることを実感
まずエアブラシ系の機材でガンプラを塗るとどれだけ綺麗に塗装できるか実感できました。
写真だと伝わりにくいのですが、これまでペンで塗装していたものより断然綺麗に薄くムラなく色が乗ってくれていることが実感できました。
初めてここまで綺麗に塗装ができると、非常に嬉しいですね。
うまく色が乗ると思わず、
『これすげ〜!!!』
と興奮してしまいました。
ペン塗りとの違い
写真左が『ガンダムマーカーエアブラシ』、右がガンダムマーカーそのままで塗装したものですが、塗りムラの出やすさが全くちがって衝撃でした。
ペン塗りや筆塗りと違って均等にエアーで塗料を吹き付けるというのはまるで違いますね。
ガンダムマーカーエアブラシのデメリット
- ガンダムマーカーの色に限定される
- エアー缶の圧力が安定しない
- エアー缶を使い続けると割高
- ペン先のインクがすぐに切れる
- エアブラシにしては塗りムラが出やすい
- 広い面を塗るには不向き
まあこれだけ低価格で便利な機材なので、短所をあげても仕方ないかもしれませんが、こんな感じになりました。
どうしてもカラーリングは現在発売されている『ガンダムマーカー』の塗装色に限定されてしまうのは、なかなか厳しいところですね。
またガンダムマーカーのペン先にエアーを吹き付けるということで、しょっちゅうペン先をにじませる作業は必要です。
通常のペン塗りに比べれば、また安定した塗装はできますが、エアー缶とペン先の塗料の不安定さから本来のエアーブラシほどのものではないんだなということも理解できました。
『ガンダムマーカーエアブラシ』塗装に向いているガンプラ
サイズ的には
- HG 1/144スケール
- BB戦士
- クロスシルエット
- 部分塗装
などに向いています。
要は小さいガンプラの塗装に使うのがおすすめです。
RGシリーズでは同じ白の塗装でも成型色を2色以上にわけていたりするため、ガンダムマーカーのカラーリングのみではかなり厳しいと感じます。
またあまり大きいガンプラに対して、『ガンダムマーカーエアブラシ』では若干塗装は厳しそうです。
MGサイズやHGのサイズでも比較的サイズが大きめのモデルはエアー缶の消耗が激しくなりそうです。
おそらく『ガンダムマーカーエアブラシ』を購入される方は、
- あまりお金をかけたくない
- 本格的なモデラーにまでなりたくないけど、一歩上の塗装を試してみたい
という感じの方が多いと思います。
エアー缶では、長時間の使用は厳しく、また使い捨てのためなんだかんだで費用がかさみそうなのと、コンプレッサーを購入するとそれなりにお金がかかってしまいます。
迷彩塗装もできるぞ!
『ガンダムマーカーエアブラシ』を使って、上記のような迷彩塗装もできるみたいです。
ガンダムマーカーという制約はありますが、使い方次第で非常に自由度の高い塗装もできるみたいです。
総評
まだ私自身が使い慣れていない部分もありますが、初めてでもエアブラシってこんなに綺麗に塗装できるんだと実感できたことは非常によかったです。
やはり本来のエアブラシに比べると安定しにくい側面はありますので、機材のクセを見抜けば上手に塗装できるようになると思います。
ただガンダムマーカーのカラーリングに依存するため、様々な面で限界を感じると思います。
事前に様々なyoutubeなどのレビュー動画を見ていましたが、まさに『エアブラシ入門』にぴったりで初回の使用ながら
『これが本当のエアブラシだったらもっとすごいんだろうな〜!』
と思ってしまいました。
これはガンプラ沼への始まりをうっすら感じさせてくれるいい商品だと思います。
がっつりエアブラシ塗装に取り組もうと思うと、結局コンプレッサーなどを購入する必要があります。
そのため、ここで『ガンダムマーカーエアブラシ』に興味を持つと以下のようなガンプラ沼に陥ると感じました。
- ガンダムマーカーエアブラシ購入
- エアブラシ塗装に興味が出る
- コンプレッサーを購入
- 塗装ブースが必要になる
- エアブラシを購入する
こんな感じで初めは3000円くらいで購入した『ガンダムマーカーエアブラシ』も気づけばどっぷりエアブラシやガンプラ沼にはまってしまう感じがしますね笑
エアブラシ塗装に必要なもの
- マスク
- ティッシュ
- 手袋
- 古新聞
- マスキングテープ
- 猫の手ステーション
- 塗料皿
などを準備しておくと便利です。
多くは日用品や100円ショップなどで購入することができます。
エアーブラシを使用する場合、マスクは『防塵マスク』がおすすめです。
長年、マスクなしでエアブラシを使い続けた結果、健康を大きく害したケースを聞いたことがあります。
ガンダムマーカーの種類
ガンダムマーカーにはたくさんの種類が出ております。
どんなカラーがあるのか参考にしていただければと思います。
基本的にはガンダムマーカーエアブラシ塗装は
ガンダムマーカーの塗装色に依存します。
本格的に塗装したい方にはこの辺りが不満点になるかもしれませんね。
エアブラシには塗装ブースが必要
エアブラシなどで塗装するときは、必ず換気装置を用意した方がいいです。(今回は屋外で塗装しました。)
ガンダムマーカーエアブラシの説明書に推奨されていた換気装置はこちらになります。
コンプレッサーを繋ぐときは
ガンダムマーカーエアブラシは付属のエアー缶により塗装することができますが、『コンプレッサー』に繋いでも塗装することができます。
『GSIクレオス』の推奨エアコンプレッサーが説明書に記載があったため、紹介しておきます。
『ガンダムマーカーエアブラシ』の使い方
ステップ①|エアー調整ネジを外す
エアー調整バルブからエアー調整ネジを取り外します。
ステップ②|調整バルブをエアー缶に取り付ける
エアー調整バルブをエアー缶に取り付けます。
バルブの締め込みが甘いと空気漏れをする可能性がありますので、しっかりと
締めこむ必要があります。
ステップ③|エアーホースを取り付ける
エアーホースをエアー缶とエアーブラシ本体に接続します。
こちらもしっかり締め込まないと、空気漏れする可能性がありますので、注意しましょう
ステップ④|準備完了
エアー調整バルブに調整ネジをはめ込みます。
エアーがエアーホース内に送り込まれると準備完了です。
試しにボタンプッシュして空気を出してみましょう
ステップ⑤|エアブラシの装着
ガンダムマーカーとエアブラシのペン先には適正位置があります。
ガンダムマーカーは事前に塗料皿などに数回押し付けて、ペン先に塗料を充填させておきましょう。