【スパロボZ特殊エンド】宇宙戦士バルディオスの打ち切り最終話を解説

【あらすじ】「宇宙戦士バルディオス」とは?

今回は伝説的な「打ち切り最終回」を迎えた「宇宙戦士バルディオス」が「スパロボZ」のシナリオでも忠実に再現されてるから紹介するね。
聞いたことない人も多いんじゃないかな?
「宇宙戦士バルディオス」は1980年6月から1981年1月まで東京12チャンネルで放送された葦プロダクション・国際映画社製作の元々全39話のロボットアニメなんだ。
知る人ぞ知るマイナーなロボットアニメっぽいよね。
Amazonプライムでも見ることができるから、気になる人はチェックしてね。全39話だけど、テレビでは32話で打ち切り。
Amazonプライムでは34話「地球の長い午後」が最後になってるよ。
「S-1星」は環境汚染で住めない状態に

簡単なあらすじだけど、放射能汚染で死に瀕した「S-1星」で、皇帝に対して軍部「アルデバロン」のガットラーによる反乱が起きてしまうんだ。
「S-1星」の寿命はもう2年という限界まで来てしまったんだね。
す、すごい色した星だよね。
そして「アルデバロン」は美しい星を求めて「地球」への侵攻を企てるよ。
「地球」からしたらたまったもんなじゃないよね。
愛憎混じり合う人間関係

その反乱で父親をころされた「マリン」はアルデバロンに復讐を誓い、同じくマリンに弟をころされた軍人アフロディアもまた「マリン」に対して復讐を誓うことになるよ。

このアフロディアさんと対立しながらも惹かれ合ってくという構図になりそうだな。
地球でも孤立するマリン

マリンは「地球」にたどり着くも世界防衛組織「ブルーフィクサー」の手により監禁されてしまうんだ。
おいおい、マリンどこに行っても孤立してしまうじゃないか。
そうなんだけど、地球に来てはじめて見た美しい海と空にいろんな思いが溢れて涙を流してしまうんだ。

そこへ地球に対し侵攻を開始したアルデバロン。

地球を侵攻するガットラーたちに対抗するため、「ブルーフィクサー」たちと反発しながらも「バルディオス」に乗って戦うことになるよ。
【バルディオス】ここで主人公機の登場!

地球側にも宇宙からの侵略に対抗するロボットがあるんだな。
元々S-1星よりマリンが乗ってきた亜空間航行機「パルサバーン」をクインシュタイン博士が改造し、地球製のバルディ・プライズ、キャタレンジャーと合体できるようにしたものなんだ。
そんな作品だけど打ち切りバッドエンドの代表作とされ、最終回である第32話「破滅への序曲(前編)」は伝説になったんだ。
元々全39話完結の予定だったんだけど、低視聴率と関連商品の売り上げの悪化から放送が打ち切られてしまったんだ。
いくら打ち切りでも「前編」で終わるって衝撃的すぎるよね。
せめて「後編」くらいまでやらせてほしかったところなんだ。
当時は「ガンダム」ブームを起こした時期で、ガンダムの監督富野由悠季氏の「伝説巨神イデオン」が放映中だったことも追いうちとなったみたいなんだ。
放送打ち切り後もその衝撃的なエンディングが大反響を呼び、「劇場版」で真に完結をみるといった試みは、のちのアニメ界にも影響を与えたよ。
今もなお数多くのファンの熱い支持を受けているんだ。
それが「スパロボZ」に参戦することで再び注目を浴びることになったってわけだね。
最終回は地球洪水作戦で人類35億人が巻き込まれて終了に
最終回は敵側が「人工太陽」を使って、南極の氷を溶かして引き起こした大津波で35億人が死亡、
どうすることも出来ずに「完」という衝撃的な最後を迎えたんだ。
ただの打ち切りだけじゃなく、完全なバッドエンドというところも衝撃なんだ。
ではスパロボZにおける問題のバッドエンドシーンを見てみよう。
第44話「舞い降りる太陽」で見ることができるよ。
「アルデバロン」が南極に「人工太陽」を送り込んでくるんだ。
「人工太陽」を送り込むってむちゃくちゃだな。
そこで氷を溶解させて地球を水で覆う「地球洪水作戦」を
阻止するため、主人公サイドの「ゼウス」一行は戦いに臨むんだ。
むちゃくちゃな作戦だな。
普通にプレイしてクリアすれば、「地球洪水作戦」を無事に防ぐことができるよ。
原作のバッドエンドを避けられるってわけだね。
でもゲームオーバーになると原作を再現したラストを見ることができるよ。