【レビュー】スパロボOGダークプリズンをプレイした感想
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スパロボOGダークプリズンとは?
PS3専用のゲームで、「スパロボOGINFINITEバトル」の特典として、ダウンロード専用ソフトとして登場したよ。
まあ「INFINITYバトル」のクオリティでちょっとあれで、ダークプリズンのクオリティが素晴らしかったので、通称ダークプリズン引き換え券とも呼ばれてるよ。
ドランゴ引換券かよ。
ゲームの内容は、第2次OGの前半戦かつ「スパロボEX」のオマージュである「マサキの章とリューネの章」の裏側でシュウ・シラカワがどういう行動をしていたのか?
まさに「シュウの章」的なことがダークプリズンの内容になっている。
鋼龍戦隊やマサキから見ると、謎すぎたシュウ・シラカワの行動の意図を知れるのはありがたい。
OG作品の中での時系列は?
そもそもOGシリーズは、各作品を未プレイだと何がどういう順番なのか非常にわかりにくいよね。
私自身もOG作品をはじめてプレイしようと思ったとき、何が何だかサッパリわからなかった。
作品の時系列はこんな感じ。
- OG1
- OG2
- OG外伝
- 第2次OG+ダークプリズン
- ムーンデュエラーズ
ややこしいのが、スパロボOGのタイトル。
OG1、OG2みたいなタイトルに加え、第2次OGみたいなナンバリング。
これは今からプレイしようとする人はちんぷんかんぷんになりそう。
さらに作品によって時系列が被ってしまうこと。
今回紹介しているダークプリズンは、「第2次スパロボOG」とモロに時系列が被ってる。
「スパロボOG外伝~修羅の乱~のラスボス」としてネオグランゾンが討たれたところから、第2次OGでラングランの世界でマサキやリューネたちが表で活躍していく裏でシュウ・シラカワがどんな行動を取っていたか追うストーリーになってるよ。
スパロボEXでいうシュウの章ってヤツだね。
そこから地上に戻り、第2次OG後半の異星人ゲスト「ゼゼーナン」との対決を迎える。
ここに「魔装機神」シリーズの時系列も加えてしまうと余計難しいことになってしまう。
無限のフロンティアも入るとさらにカオスになるな。
ステージのボリュームは?
ダークプリズンは「全26話」と従来のスパロボシリーズと比べてもかなり短め。
スパロボお馴染みの分岐ルートもなく、一本道なので特に迷うこともないよ。
おそらくゲームとしてのボリュームが従来のスパロボと比べて薄かったから、「スパロボOGINFINITEバトル」の特典にしたんだろうけど、それなら価格を安くして販売してほしかったのが本音。
今だとダークプリズンの入手が難しいので、PS4やニンテンドースイッチで気軽にダウンロードしてくれないかと思う。
私はアマゾンで中古品を購入したけど、本当にプロダクトコードからダウンロードできるか結構不安だったよ。
ゲーム内容が素晴らしくても、気軽に入手できないのはもったいなさすぎるな。
参戦機体とキャラクター
- シュウ・シラカワ
- サフィーネ・グレイス
- モニカ・グラニア・ビルセイア
- テリウス・グラン・ビルセイア
- ガエン
- セレーナ・レシタール&エルマ
- ヨン・ジェバナ
- アルバーダ・バイラリン
これはこちらの記事や動画で紹介したけど、ダークプリズンは従来のOGシリーズと比べて味方ユニットは10体程度と非常に限られる。
スパロボOGシリーズと言えば、シリーズが進む毎にどんどん機体が溢れてどれを優先して育てるべきか迷う。
しかしダークプリズンに関しては、グランゾンを主軸に全10機体ほどしか登場しないので、あまり育成に迷うことがない。
味方一機でも撃墜されるとゲームオーバー
今までのスパロボと違って、本作ではどのシナリオでも味方1機でも撃墜されたらゲームオーバーになってしまうこと。
そのため中途半端な戦力は迂闊に前線に出すとゲームオーバーのリスクが高くなってしまうよ。
特にヴォルクルス戦やラスボス戦、強敵が出現するステージでは迂闊にねらわれるとかなりのリスクになってしまう。
正直大ボス戦はグランゾン単騎で挑んだ方が確実性が高くなってしまうのが極端な感じ。
ある程度装甲を鍛えたネオグランゾンであれば、頑丈すぎるので特にやられることはない。
またグランゾンのマップ兵器で味方を巻き込む場合があるので、この点も注意が必要。
育成方針とゲーム難易度
ウィンキー時代のスパロボEXのシュウの章はハードモード扱いなので、本作もちょっと難しめということになっている。
難易度的には、難しいとはされている意見は多いけど個人的にはOGシリーズの中ではそこまで高難易度とは思わなかった。
というのも正直シュウ・シラカワとグランゾンが強すぎるので、クリア難易度自体はそこまで高いとは思わなかったよ。
個人的に難易度的にはまだ第2次スパロボOGやムーンデュエラーズ、OG外伝の方が難しいと思う。
ここらに出てくる大ボスはHP回復してきたり、被弾すると厄介な効果を受ける性能持ちが多かったけど、ダークプリズンで出てくるボスはHP回復してくることはない。
しかもグランゾンが落ちることがほぼないので、長期戦できればそのうち勝てるという印象。
機体の育成方針は「グランゾン」をメインに鍛えつつ、次点で「グルンガスト弐式」。
さらに「ゲシュテルベン」「プファイル」辺りを鍛えておけばまず問題なくクリアまではできるはず。
OG外伝のような詰み要素はないのか?
EXハードモードでは、機体改造、パイロット養成、アビリティ禁止の縛りでもクリアできることになってるからよほどのことがないかぎりつまずくことはないはず。
OG外伝のダークブレイン戦はスキル「SP回復」持ちを増やすなどある程度準備しておかないと挫折する要因になることを考えるとずっと優しい。
ただしSRポイントを全獲得しようとしたら、戦略が必要だし、リセットプレイが求められるのでこちらは難易度はかなり高めの印象。
熟練度、SRポイントを逃さず獲得しようと思ったら、それなりに戦術や改造育成方針、リセットプレイが求められるけど、基本グランゾンが強すぎる。
つまづくとしたら、グランゾンばかり鍛えすぎてグランゾン頼みでないステージで難しいと感じる場面もあるかなくらい。
とはいえ、グランゾン頼みでないステージもそこまで難しくなかった印象。
グランゾンは無改造でも充分に強すぎるので、物語序盤は二番手三番手になりそうな「グルンガスト弐式」や「プファイル」「ゲシュテルベン」も鍛えてグランゾン頼みにならない主力機体も育成しておけばまず問題ないかと。
シュウ・シラカワの優秀さをこれでもかというほど見せつけられる。
ダークプリズンの主人公であり、本作一番の特機戦力としての優秀さは充分伝わったと思う。
同時に伝えたいのは、シュウ・シラカワの先を見通す力と立ち回りの優秀さ。
スパロボOG外伝では、急な裏切りによりラスボスとなって立ち塞がったシュウ・シラカワ。
OG外伝をすでにプレイした方が痛感してると思うけど、ラスボス直前のダークブレインに比べると、あまりにもインパクトの薄い強さだったよね。
OG初登場の南極事件から相変わらず何がしたいのかわからないシュウ・シラカワだったけど、ダークプリズンを通じて、その行動の意味を理解することができる。
OG外伝でマサキに討たれたのは、ヴォルクルスからの支配から解き放たれ、真の自由を手に入れるため。
ヴォルクルスの信徒となって以降、シュウの精神が徐々に「ヴォルクルス」に侵食・支配されつつあることも自覚していた。
OG外伝で表情が邪悪な感じだったのもヴォルクルスの支配が影響していたんだろうね。
やがて「意図的にマサキや鋼龍戦隊と敵対し、自分を討たせることでヴォルクルスの精神支配から解放してもらう」という一見破滅的行動に移り、全力の死闘の果てに死亡。
そして復活。
ルオゾールの蘇生術が完全ではなかったため、蘇生時に記憶の一部を失ってしまう。
でもこれが幸いし、ヴォルクルスとの契約に関する部分も失われたため、結果的に「ヴォルクルスの羈絏」から逃れることができたよ。
そして徐々に記憶を取り戻し、最後にはルオゾールを追い落として、復讐のために自ら復活させたヴォルクルスと対決することに。
なんかルオゾールさんだけかわいそすぎる気が・・・
真の自由とネオグランゾンの力を手にしたシュウ・シラカワは晴れやかな表情に。
同時に地球圏を襲う異星人の脅威に対して、どう立ち向かうか鋼龍戦隊とは別アプローチから試みをしている。
南極事件の段階で、グランゾンに仕掛けられたとある異星人の策略。
つまりゼゼーナンの計画に気づいており、その企みを砕くために引き起こしたのが南極事件。
その過程で裏主人公とも言える「アルバーダ」さんとの人間関係もダークプリズンの大きな見所と言える。
ヴォルクルスからの支配を抜けた直後から、地上に戻り地球圏に訪れるゲストからの脅威を打ち砕くために尽力を尽くすシュウ・シラカワ。
忙しすぎるだろ。
特異点崩壊後にマサキに「トロニウムエンジン」を渡して、第2次OGの主人公イングのエクスバイン、「通称アッシュ」もエグゼクスバインへと大幅な強化を遂げる。
グランゾンと同じく、ブラックホールエンジンを搭載した屈指の性能を誇る機体だね。
異星人からの侵略に立ち向かうために、シュウなりの知略を巡らせて地球圏の戦力を強化していく。
シュウ・シラカワの真意や立ち回りは、ともすればマサキや鋼龍戦隊、はてはプレイヤーまで一見理解しがたく見えるけど、
さらに鋼龍戦隊と共にゼゼーナンを打破した後は、最終話「知られざる決戦」として「ゲスト3将軍」と共に最後の戦いに挑む。
ざっくり要点をまとめると
- OG外伝でラスボスになった理由:一度死んで復活→ヴォルクルスからの支配を抜けるため
- グランゾンに仕組まれたゲストの企みを看破→特異点崩壊
- さらに異星人との戦いに対処できるよう鋼龍戦隊などに機材提供
- SRXにオリハルコン、エグゼクスバインにトロニウムエンジン提供など。
サラリと大幅な強化に繋がるアシストをしてくれている。
こうしてみると、シュウ・シラカワってめちゃくちゃ天才というか、すさまじい行動力。
鋼龍戦隊側から見ると、怪しげに見えた言動や行動もちゃんと意味があったんだね。
ヴォルクルスからの支配から逃れるためにあえて一度死んでみるとか、かなり大きな賭けだっただろうし、支配から脱却してすぐ地球圏に戻り異星人からの脅威を防ごうと尽力する。
特異点崩壊なんて、交流戦隊のメンバーではまず看破できなかっただろうし、ナイスすぎる活躍。
シュウ・シラカワ、救世主すぎる。